アラサーOL 水無月の日記

手取り17万。みなづきです。日々思う事など。

*

偏見ってこわい

      2017/08/15

偏見ってこわい

今日は意外と仕事はまったりしており、定時で帰る事ができた。

最近は家でよくDVDを見ている。

こないだ、「十二人の怒れる男」というDVDを見た。

 

 

陪審員制度の話である。

『十二人の怒れる男』(じゅうににんのいかれるおとこ、12 Angry Men)は、1957年製作のアメリカ映画。原作はレジナルド・ローズ。
「法廷もの」に分類されるサスペンスドラマ・サスペンス映画であり、密室劇の金字塔として高く評価されている。

ほとんどの出来事がたった一つの部屋を中心に繰り広げられており、「物語は脚本が面白ければ場所など関係ない」という説を体現する作品として引き合いに出されることも多い。
日本では、アメリカの陪審制度の長所と短所を説明するものとして、よく引用される。
本作品の発端は、レジナルド・ローズが実際に殺人事件の陪審員を務めたことである。その約1ヶ月後には、本作の構想・執筆に取りかかったという。

あらすじ
父親殺しの罪に問われた少年の裁判で、陪審員が評決に達するまで一室で議論する様子を描く。
法廷に提出された証拠や証言は被告人である少年に圧倒的に不利なものであり、陪審員の大半は少年の有罪を確信していた。
全陪審員一致で有罪になると思われたところ、ただ一人、陪審員8番だけが少年の無罪を主張する。
彼は他の陪審員たちに、固定観念に囚われずに証拠の疑わしい点を一つ一つ再検証することを要求する。
陪審員8番の熱意と理路整然とした推理によって、当初は少年の有罪を信じきっていた陪審員たちの心にも徐々に変化が訪れる。

 

96分という適度な長さの映画なのだが、
個人的には少し長く感じた。

「12人の怒れる男」は非常に高評価を得ている映画
三谷幸喜が「12人の優しい日本人」という映画を撮っているのであるが、その元になった作品なのである。

この「12人の優しい日本人」という作品が、ほんとーーーーに、めちゃくちゃ面白かったので
いつか元になった映画も見たいと思っていたのだ。

 

 

そういうわけで、興味を持って見始めたのだが
個人的には「12人の優しい日本人」のほうが見やすかった。

怒れる男も、俳優陣は演技がものすごく上手いし、話もうまく出来ているのだが
少しだれるというか。。。
登場人物が多すぎて、ちょっと覚えられなかったというのも大きいかもしれない。

最近はアニメ映画ばかり見ているので、実写が疲れるようになってきているのだろうか(汗

でも、ストーリーは非常に問いかけてくるものがあり、そういう点は面白かった。
テーマは、誰もが心の中に持っている「偏見」である。

「スラムで生まれ育った少年で素行も悪かったから、少年が犯人に違いない」

という偏見が今回の映画の登場人物は持っている。

偏見を通してみると、真実は捻じ曲げられてしまう。
裁きは公平であるべきだ。
というメッセージが込められていたように思う。

裏を返せば、当時のアメリカ社会では、偏見によって犯人だと決めつけられてしまう人や、公平でない裁判が多々あったのではないかとも感じた。

人はどうしても先入観でものを見てしまうところがある。
悲しい話ではあるが。
だが、法の下ではせめて平等に扱ってほしい。

 

「プレッシー対ファーガソン裁判」という
アメリカでは1896年に行われた裁判がある。

白人と黒人のハーフ(7/8はヨーローッパ系白人の血)のホーマー・プレッシーという男性が
白人専用車両に乗ったら逮捕された、という事件にまつわる裁判である。

1892年6月7日、プレッシーは東ルイジアナ鉄道の白人専用と指定された車両に乗車した。プレッシーは8分の1アフリカンアメリカンの血で、8分の7はヨーローッパ系白人の血だったため、見た目は白人であったが、ルイジアナ州法の下ではアフリカ系アメリカ人として分類され、「有色(Colored)」車両に座らなければならなかった。
彼は車両を移動することを拒否し、捕らえられ投獄された。
そしてプレッシーは、人種分離法への違反のために、当時で25ドルの罰金を課せられたのである。

 

プレッシーは判決に不満を持ち上告したが、最終的には有罪となってしまった。
そしてこの事件を境に、人種分離は正しいという空気になり、以後人種分離の条例は増殖していったという。
アメリカでの人種差別問題における、重大な起点となる出来事だったそう。

 

当時の黒人の人たちは、乗る電車まで分けられて、嫌やったやろなー・・・。

色んな施設が白人用と黒人用に分けられており、ほとんどの場合、黒人専用の施設のほうが粗末な造りであったという。

本当にひどい話や。
よくそんな非人間的な事ができたよな?!
と感じざるをえない。

日々使うものや場所で、あからさまに差別をされるというのは
悔しかっただろうなあ。
劣等感を強制的に植え付けられるというのは本当に辛かったと思う。
国をあげてイジメしてるようなもんやん。
一体誰に助けを求めたら良い?
(結果、彼らは自分たちの力で自由を勝ち取ってきて今に至るわけだが。
誰も助けてくれないので、自分と仲間達とで戦ったのである)

 

今もアメリカでは「白人至上主義」の団体がいるというし
そういう持って生まれたもの(持って生まれなかった人は努力でどうする事も出来ないこと)
人を差別するのやめろよ!
と、怒りを感じる。

 

話が脱線してしまったが・・・
映画の話に戻ろう。

なんとなくだが、「十二人の怒れる男」は
コミックにしても面白いのではと思った。

 

特に強くお勧めはしない
一度くらい見てみても損はしない映画だと思った。

三谷幸喜の「12人の優しい日本人」は、めちゃくちゃオモロなので、もうもう絶対に見るべし。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 一人暮らしへ
にほんブログ村 OL日記ブログ アラサーOLへ

 - おすすめ作品, おすすめ映画, 事件・犯罪, 人間心理