アラサーOL 水無月の日記

手取り17万。みなづきです。日々思う事など。

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【誰も知らない】汚さと美しさの狭間

      2017/06/19

【誰も知らない】汚さと美しさの狭間

 

「誰も知らない」を見た。
これは、2004年に公開された
是枝裕和監督の日本映画だ。

 

1988年に発生した巣鴨子供置き去り事件を題材として、是枝裕和監督が15年の構想の末、満を持して映像化した作品である。
母の失踪後、過酷な状況の中幼い弟妹の面倒を見る長男の姿を通じて家族や周辺の社会のあり方を聴衆に問いかけた。
日本国内においては、主演の柳楽優弥が2004年度の第57回カンヌ国際映画祭において史上最年少および日本人として初めての最優秀主演男優賞を獲得したことで大きな話題を呼んだ。
また、キネマ旬報やフランダース国際映画祭(Flanders International Film Festival Ghent)において最優秀作品賞を獲得するなど、国内外の映画賞を多数獲得。2004年度の日本映画における最も高い評価を得た作品の一つである。

 

実在の事件をモチーフとした映画を見るのが結構好きで
以前から気になっていたので思い切って借りてみた。

 

感想としては
最近見た映画の中で一番良かった。

最高。

映画を見終わった後、奇妙な幸福感に包まれた。
この映画を見れて良かった・・・。

 

この映画のモチーフとなった
「巣鴨子供置き去り事件」とは

母親によるネグレクト(育児放棄)と
それによって引き起こされた障害致死事件である。

子供達は全員自宅で出産され
出生届が出されておらず、学校に通った事が無かった。
(子供の中には生まれてから亡くなった子供もいたが、出生届も死亡届も出されなかった。)

【事件概要】
1988年7月18日、東京・豊島区西巣鴨のマンションで、母親が出ていき、子ども3人だけで生活していたことがわかる。
まもなく愛人宅にいた母親A子(当時40歳)が逮捕される。
子ども達はそれぞれ父親が違い、また次男はすでに死亡していたが、届け出ず隠していたことが判明。
さらに母親不在時の4月に、長男(当時14歳)とその友人(当時12歳)が三女(2歳)をせっかんして殺害していたことがわかった。

 

映画の見どころと言えばやはり
映画初主演の「柳楽 優弥(やぎら ゆうや)」だろう。

とにかく演技が自然でとてもリアリティのある映画になっている。
目にとても力があって、

何か訴えかけてくるような、
見透かされているようなどこか冷めた瞳。

 

 

部屋の中の汚さや、ベランダでカップラーメンの容器で植物を育てるシーンも
全体的にリアリティがすごくあってそこも良かった。
すごく丁寧に作り込まれた映画というのが伝わってきた。

 

映画の内容自体はすごく悲惨なのだが
ラストシーンは綺麗というか、瑞々しいというか・・・。

見終わった後もなんか爽やかというか。
よくわからないが、良い。

これが是枝裕和監督の力なのか。
他の作品も見てみたくなった。

 

同じく事件をモチーフにした「子宮に沈める」の感想も以前書いたが
見終わった後の感じが全然違った・・・。

 

「誰も知らない」の巣鴨置き去り事件にしても
「子宮に沈める」の大阪2児餓死事件にしても
実際の事件は非常に悲惨なのだが
それを映画にする時にどう表現するかというのは
監督の手腕が問われるところだと思う。

 

「誰も知らない」の映画の悲惨な内容とは裏腹に漂う
清潔感や美しさのようなものに強く惹かれた。

 

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出典
http://yabusaka.moo.jp/okizari.htm
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%B0%E3%82%82%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84

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