アラサーOL 水無月の日記

手取り17万。みなづきです。日々思う事など。

*

      2017/06/20

星

 

小説を読んでいる。

「最後の命」
という本だ。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

最後の命 (講談社文庫) [ 中村文則 ]
価格:496円(税込、送料無料) (2017/6/20時点)

 

 

作者の名前は
中村文則。

この作者の本を読むのは二回目だ。

 

最初は「土の中の子供」という
子供の頃虐待されていた男が大人になってからも自殺願望を捨てきれない
という内容の本を読んだ。

 

今読んでいる本は
子供の頃のトラウマがきっかけで暴力的な性癖を持ってしまい
最終的には殺人犯になってしまう男
虚無感を抱き続けて生きている男の話である。

 

とても暗い内容の本だ。

 

この本を読んでいると
作者の気持ちや状態とシンクロする気がする瞬間がある。
私はこの作者と通じる物を持っていると思う。
だが、そう思った次の瞬間に、くだらないと感じる。

 

この作者は同じ所で堂々巡りしているような気がする。
そんなのはくだらないと、私は思っている。

 

いつまでも
「死んでしまおう」とか
思っていても仕方ないじゃないか
と思う。

 

死んで終わりにしようと考えるのは
幼い思考だと。

 

最初にこの作者の本を読んだ時
こんな暗い本を書く人は、一体どんな顔をしているのか気になったので
グーグルで検索をした。

 

目の下のくぼみが、すごく凹んでいて
死んだような目をした
見るからに鬱状態なのでは、と分かるような写真がヒットした。

 

こうはなりたくないなと私は思った。
同時に、今のままでは、将来的には自分もこうなりかねないなと思った。

 

なぜなら、若いときの中村文則は可愛い顔をしていたし、目の下のくぼみもひどくなかったし
まだ明るさを保っていたからである。

 

私も、今はそこまでひどい顔はしていないと思うが
今のような生き方をしていたらひどい顔になっていくかもしれないと思った。

 

若いときの写真の中村文則が
どうして今のような顔つきになってしまったのか知らないが、
なんだか分かるような気もした。

 

生きれば生きるほどに、世の中に絶望する感覚がある。
もう生きていても仕方がないのだが、死ぬのもなんだかなぁと思って
仕方なく生きている感じだ。

 

自殺する人に対して
死ぬくらいなら、最後にぱーっと遊んでから死ねば良いのに
と思った事がある。

その時の私は、異性と遊べば良いのにと思ったのだ。
数万円もあれば異性と遊べるではないか、と。

 

でも、今は自殺する人の気持ちも分かる。

世の中がみにくいから死にたいわけで
異性を呼んでもそれはどうしようもない事だ。
どうせ最後には空しさだけが残るのだから、呼ばない方がマシかもしれない。

 

虚無。

 

虚無から抜け出すには、新しい事をするしかない。
傷つく事を覚悟で、いろんなものを見るしか無いような気がする。

いろんな物を見たら、おそらくまた生きているのが嫌になる事もあるだろうが
いろんな物を見たら人は強くなれるような気がする。

 

これは賭けだろうか?
いろんな物を見て、やはり世の中はどうしようもなく汚いと感じるか
いろんな物を見て、とてつもないキラキラしたものを見つけられるか。

 

キラキラした物を一つでも見つける事ができたなら
それで生きていけるような気がする。

 

生きるための希望が欲しい。
星のような…。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 一人暮らしへ
にほんブログ村 OL日記ブログ アラサーOLへ

 - おすすめの本, 人間心理, 人間関係, 日常, 水無月について