アラサーOL 水無月の日記

手取り17万。みなづきです。日々思う事など。

*

曽野綾子「貧困の光景」〜日本人は本当の貧困を知らない〜

      2017/07/03

曽野綾子「貧困の光景」〜日本人は本当の貧困を知らない〜

 

先日はじめて大阪市中央図書館を訪れた私。

B1F〜3Fまでの260万冊を超える書物にも感動したが
係の方々の笑顔や丁寧な対応にも心癒された。

さて、そこで十冊ほどの本を借りてきたのでちょくちょく読んでいるのだが
面白い本があったのでご紹介。

曽野綾子さんという方の
「貧困の光景」という書籍だ。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【中古】 貧困の光景 新潮文庫/曽野綾子【著】 【中古】afb
価格:108円(税込、送料別) (2017/7/3時点)

 

 

内容(「BOOK」データベースより)
アフリカでは、子供に対するエイズ検査は行わないほうが良い。
HIVがプラスになると、親はもうその子にミルクを与えない。
どうせ死ぬ運命の子供を養うより、少しでも生きる可能性のある子に食べさせないと、一人の子も残らないことになるのだ。
長年世界の最貧国を訪れてその実態を見続けてきた著者が、年収の差で格差を計るような“豊かな”現代日本人に語る、凄まじい貧困の真実。

 

ある社会復帰のための施設に著者が寄り、食事をする事になった際
そのテーブルにまだ一席空いているところがある事に気づいた。

「もう一人、どなたかお見えになるんですね」
著者はイタリア人の神父に聞いた。
「いや来ないでしょう。これはイタリアの習慣なんです。いつお客が来てもいいように、常に食事の席は一つ空けておくんです。」
とび入りで来た人も
席があるなら別に遠慮する必要もなく食事をして帰れるのだった。

 

私はこの習慣にはとても温かいものを感じた。
どんな人でも無条件で受け入れるという慈愛の心が詰まっているように思った。

 

また、貧しい国の人々であるほど
食べ物などを皆に分け与えたりもする。

普通空腹であれば、自分だけ食べて生き延びてやろうと考えそうなものだが
そうではなく、お菓子などを与えたりすると
それがあめ玉1つクッキー1つでも
手にぎゅっと握りしめて、家族や兄弟のために持ち帰る子供が多く居るという。

彼らには分け合うという習慣
困ったときは助け合う習慣が根付いているのだと思う。
(その証拠に、貧国の女性と結婚した日本人男性などは
当たり前のようにその女性の親兄弟親戚を養う事を要求されるようだ。)

 

日本で暮らしていると
飢えるという事、その日一日食べ物がないという状態は
滅多にあるものではないし、親兄弟にもそんな人は今のところ居ない。
そういう人が居るとするならば、私にも自分の持ち物を分け与えようという意識が生まれるのかもしれないが…。

 

私はどうしても自分の利益を先に守ろうとするところがあるのだ。
当たり前といえば当たり前の事だが
多少の損は多めに見ようという意識で生きていけたら
なんだかすごく良い気がするのだ。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 一人暮らしへ
にほんブログ村 OL日記ブログ アラサーOLへ

 - おすすめの本, おすすめ作品