アラサーOL 水無月の日記

手取り17万。みなづきです。日々思う事など。

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人生にこだわりを持て

      2017/11/19

人生にこだわりを持て

 

ランチに買ったポトフを温めた。
これも温めて下さいと一緒に買ったサンドイッチを差し出すと変な
顔をされた。
タマゴとツナですがよろしいでしょうか?
こんな気温の低い日に、冷たいパンを食べたくなかった。
会社に戻って、同じくさっき買った麦芽コーヒーをコップに移し替えて温めてホットにした。
やっと昼食の用意ができた。

こだわりが過ぎる、と自分のことを思うときがある。
彼氏に対してもそうで、昨夜またしょうもないことで口論してしまった。
私の冗談に彼氏が乗ってくれなかったとか、そういう下らない理由。
でもその時の私は、そのことがものすごく重大な物事のように思えて仕方なかった。
小さなズレが、後々多きな問題となって、私たちを脅かす。
そんなふうに思った。
ネガティブで気にし過ぎだとよく言われる。
こんな性格じゃ、いいかげんうんざりされそうで、それもまた恐くなる。

私は、彼氏にもうあんまり期待しないことに決めた。
期待して、思った返答が返ってこないと相手を嫌になる
こういう性格は良くない。
だいたい、私の顔色をうかがって、おどおどする人には魅力がないし
彼氏にはそうなってほしくない。
依存的な私の恋愛観は、そろそろ替える時期にきてるのだと思う。
私たちは、お互いに期待を持たずに、
いつでも離れられるけど、一緒に居たいから一緒にいる。
そういう対等な関係をつくるべきだ。
期待しない。

私は、先日合コンで「お持ち帰り」されたという友人の話を思い出していた。
もう男に期待しない。とさんざん言っていた。
ホテルに行ってセックスした後、男は笑い出したらしい。
笑った後に、彼女がいるんだと言ったんだという。
でも、友人は、その男がフリーであることとか、ましてや自分を彼女にしてくれるだとか
一切期待していなかったし、全然傷つかなかった。むしろ、楽しい時間をくれてありがとうって感じ。
と言っていた。

私には、友人はとても痛々しく映る。

彼氏でもない男の人と寝ちゃだめ。
散々忠告してきたけど、聴く耳持ってないようだったし、恋愛・セックス観も人それぞれなので
一歩離れて見守っていた。

女を売り物にするのは楽だ。
手っ取り早くチヤホヤして貰えて心地いい。
ただ、一線を超えた先にある虚無感は簡単に想像がつく。
夢から覚めるような、心にぽっかりと穴が空いて
とても寂しい。

夢の続きを無理して見ようとしてはいけない。
きりのいいところで引き上げるのが、夢が続く方法だと私は思う。

心にぽっかり穴があく。
それに耐えようとしていくうちに
自分は擦り減っていくでしょう。

私は、虚しさから逃げるようにして生きている。
虚無感は私の大嫌いなものの一つだから。
保守的に生きている。

でも彼女は…大きな敵に立ち向かっているように見える。
虚無に打ち勝とうと、もがいているように見える。武器は女であることただ一つ。

私ははじめから期待してないから平気。

そんな悲しい台詞を笑いながら言わないで。
もっと期待してよ。
期待のない人生なんて、くすんでるよ。
自分の可能性を捨てないで。

私は彼女がこうなっていった過程を知っているだけに
なんか辛いよ。

私がフラフラしてる時に叱咤してくれたのに。
私はそれで目が覚めたのに。

環境が人を作る。

騙されて消費された女が
今度は消費する側に回るということなのかなぁ。

私は桐野夏生さんの「グロテスク」という小説を思い出した。

和恵という、自分の容姿にコンプレックスを持つ女が登場する。
和恵は、もてない。どころか、勉強しかとりえのない、まわりにばかにされるような冴えない女性だ。
学生時代に、純情を散々踏みにじられた和恵は、大手企業に就職したのち昼はOL、夜は街娼になる二重生活を続ける。

無理なダイエットをしてガリガリにやせ細り、原形が分からないほどの厚化粧をした和恵は、自分のコンプレックスを克服するために、お金を貰って男と寝る。
自分は、金を払ってでもしたいと思われるイイ女だと、自分を確認する。

客引きに必死になって、人の道を踏み外していく様はまさに怪物で、次第に和恵は、心も身体もどんどん歪んでいき、最後には客に殺されて死んでしまう。

和恵の気持ちは、女なら多かれ少なかれ共感できると思う。

セックスは薬にも毒にもなる。

今日はそんなことを一日中考えていた。

そして、何かに期待することや、こだわりを持つのは悪い事ではないなと思い至った。
いや、期待やこだわりが無くなると、同時に愛や情熱まで消えてしまうのだと分かった。

だから、私は彼氏にはやっぱり冗談に乗って欲しいと思った。
無理強いはしないけど、期待することはやめないでいる事に決めた。

友人は今後どうなっていくんだろうか。
今の私が、彼女にできることはあるんだろうか。

多分ない。

でも、私は絶対に見捨てたりしないと思う。

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